2025年12月15日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #226−2 2025年12月15日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 目 次 1. 11月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 立花 賢一 「CHAdeMOは世界標準としてデファクトスタンダードをとれるか?」姉川 尚史 様 2. 12月ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹 「お米について考える 食料用米について、飼料用米について」 若狭 良治 様 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 11月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 立花 賢一 「CHAdeMOは世界標準としてデファクトスタンダードをとれるか?」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 講師 :姉川 尚史 様 CHAdeMO協議会会長、e-Mobility Power 会長 聴講者数: 46名 【講師略歴】 1983年東京電力入社福島第一原子力発電所に勤務 2002年技術開発研究所にてEVおよび急速充電器の開発 2010年急速充電普及のためCHAdeMO協議会を立ち上げ 2011年福島第一原子力発電所の事故を受け原子力部門に復帰し事故後の対応に従事 2014年常務取締役原子力立地本部長 2018年経営技術戦略研究所長としてEVや再生可能エネルギー開発を加速 2019年CHAdeMO協議会会長、e-Mobility Power会長 2024年東京電力退職 【講演概要】 ●日本発の急速充電規格であるチャデモ(CHAdeMO)は特定の自動車会社に有利になるものではなく、お相撲の土俵の様なもの。 ●チャデモのオリジナル特許では、充電の際の事故を防ぐために、車両側のバッテリー状態に基づく充電命令信号を車両から充電器側が受け取り、安全に充電を制御するという内容で、特許は無償開放されている。米国充電規格CCS1(Combined Charging System1)、欧州CCS2(Combined Charging System2)、テスラ社もチャデモの通信方式を使っている。 ●充電コネクタ形状はチャデモ(絶縁性能が高いがサイズが大きい)、CCS(小型)で異なる。欧米規格のCCSの通信方式は、チャデモが採用しているCAN方式(2線式作動通信方式)に対して、ノイズの影響を受けやすい。チャデモは充電成功率が99%と高い。 1. USTRからの唐突な因縁 USTR(米国通商代表)は4月、日本政府がチャデモを標準とする動きを、外資系自動車メーカーの日本進出を阻む「非関税障壁」として指摘。チャデモは欧米を含む世界約100カ国で導入されている国際的な規格で対立するものではなく、信頼性や安全性、互換性で実績があると反証した。 2. 歴史から学ぶ -2001年 フォードが加州でGMが使用していた誘導方式の充電規格の変更を働きかけて成功、GMは市場から退場。接触式充電規格で勝者となったフォード車は、ほとんど売れず。個社のための充電規格の変更がEVを殺してしまった。 -06年 急速充電器と急速充電可能なEV開発をスバルと共同。 -10年 CHAdeMO協議会設立、世界に展開。急速充電インフラは中立の立場の企業、例えば電力、ガス、石油会社などが推進すべき -2010年 起業まもないテスラ社を訪問、急速充電器の必要性を説明、その後のNACS(North America Charging Standard)開発に繋がる -10年 東電がチャデモをカリフォルニア州の電力会社に貸与し設置 -14年 テスラ社の支援要請を受け、特例としてチャデモでも充電可能となるテスラ社設計の変換用アダプタの使用を許可した。 -14年 ディーゼルゲート事件で欧州はEV化に舵を切る。欧州は政策としてチャデモを排除、ドイツメーカの意向により無理な設計のCCS2を規格化。米国はディーゼルゲート事件でのVWの罰金3000億円をCCS1を大量に設置するために費やした。 -18年 中国側からチャデモと中国の規格を統一する提案(超急速充電規格ChaoJi) チャデモとはCAN通信を採用した兄弟規格 -23年 チャデモ会員は世界45カ国、会員数518に拡大している。チャデモ充電器は100ヵ国 56,000基(北米1万 欧州3万 アジア0.5万 日本0.8万豪州 0.1万) ●航続距離の競争はEVの普及を妨げている 蓄電池の価格は15年前比べ100分の1と安くなり、その分電池積載量を増加させた結果ユーザは高いEVを購入。急速充電器が必要と考えたのは、利便性(航続距離)を損なわない範囲で電池積載量を過剰に増やさないため。 ●充電コネクタのサイズ 欧州のCCSコネクタはガソリン車代替のEVを前提とし充電孔のサイズを変えずに小型としたため絶縁に対する配慮が不足している 3. CHAdeMOの高い充電成功率99%の背景にあるもの -技術仕様書の丁寧な改訂と認証プロセスで優れた互換性を実現 -世界の認定機関と提携して、認証プロセスを確立 4. CHAdeMOが世界標準になれば日本の自動車会社に有利になるかとの問いかけに対して ●残念ながら、特に日本メーカーだけに有利なことはない ●とはいえ最優先事項である安全で、信頼でき充電成功率が高い充電方式である点については誰にとっても有利 ●それでも、日本メーカーを応援する理由は、日本人が大谷選手を応援するようなもの。実際は、日本メーカーは多くを海外で生産し雇用も納税も現地であるため、日本への経済効果を期待して応援している訳ではない。 (文責:立花 賢一) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.12月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202512.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「お米について考える 食料用米について、飼料用米について」 講師:若狭 良治 様 (一社)日本飼料用米振興協会 事務局長 ・対面セミナー:2025年12月25日(木)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年12月25日(木)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年12月27日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:12月21日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:12月23日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 1969 年3月、日本生協連・北海道支所勤務。 (1991年7月まで、22年間勤務) 1991 年3月~同年6月、日本生協連中央地連事務局次長(組織課長) 環境問題に触れた時期 (4か月間) 1991 年7 月、コープかながわへ移籍 コープ電動車両開発㈱業務部長 (1991年~2006年、16年間勤務) 2006 年3 月15 日、任意団体:DME自動車普及推進委員会 設立 事務局長 就任 2006 年3 月21 日、株式会社北海道自然エネルギー研究センター(NERC) 取締役/東京支所長 2007年7月 任意団体 超多収穫米普及連絡会 発起人、運営委員 (平行就業) 2010年4月1 日、一般社団法人 DME自動車普及推進委員会を組織変更 理事・事務局長 2014年4月 一般社団法人 日本飼料用米振興協会 設立 監事/2015年5月25日退任 2015年5月25日~ 一般社団法人 日本飼料用米振興協会 理事・事務局長(現在) 【講演概要】 令和の米騒動に端を発し、また、自民党政権の事情なども絡み、日本農業の在り方やコメ生産や販売、価格形成などについて大きく揺れ動いている。石破前総理が現農林水産大臣のコメ増産からの調整への発言を批判していることもあり、また高市総理大臣の中国・台湾有事発言などで、水産品輸出に関わる問題などが起き、日本の食料の大きな課題である米作や米の輸出入などどのように動いていくのか、簡単に言い表せない状況が出ている。本講演では、食料米・飼料用米についての基礎知識と現状について解説。原理原則に立ち返りコメ政策のあり方について提言を行い、参加者の皆様のご意見・ご要望を承ることといたしたい。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またX(旧Twitter)でアカウントをお持ちの方は、Xにログインされて https://twitter.com/EVFtwit2021 で投稿(ポスト)を見れます。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年12月1日
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #226−1 2025年12月1日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今月の目次 1. 環闘言 副理事長 野口 郷司 「ようやく整うか、決済手段としてのスティーブルコイン」 2.12月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹 「お米について考える~食料用米について?、飼料用米について?」 講師:若狭 良治 様 (一社)日本飼料用米振興協会 事務局長 3. 今月のコラム ネット会員 深川 裕正 「『スーパー知能AI』誕生を考える」(その2) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 環闘言 副理事長 野口 郷司 「ようやく整うか、決済手段としてのスティーブルコイン」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 仮想通貨が存在感をもって記事にされるようになって久しい。日本でも日銀がCBDC(central bank digital currency)の発行を検討していると報じられている。が、口座の本人確認やマネーロンダリング対策のコストに対応しきれないという声も上がっている。ここにきてメガバンクが共同でステイブルコイン(日本においては円預金や国債に価値がペッグされている決済用デジタルコイン)の発行を検討しているという記事が注目を浴びている。コインの発行額に100%以上の裏付け資産が確保され、時価の変動を抑えるとともに万一の場合の事業者の破綻リスクも小さくしている。 仮想通貨の代表格のビットコインはコインの発行量がマイニングによって決められているので、一般的に供給に制約が大きく(供給<需要)価格は大きく変動している。現時点では発行当初の価格よりはるかに高い時価が成立している。これに対しスティブルコインは発行者に裏付けとなる資産を積むことを法律で求めることになると思われ*(日本においては円預金や国債)に連動するよう設計されるので理論上決済タイミングの差による価値の変動はない。個人も利用しやすい手段になるのではないかと期待されている。[*資金移動業と同じ要件] 今となっては笑い話のたぐいであるが1980年代後半にヨーロッパを旅行して、土産品を買い求めた時に負担した付加価値税の還付書類を販売店から頂戴して帰国。付加価値税の還付にかかる費用(取り立て費用)を銀行に問合わせたときのことを思い出す。付加価値税の還付費用が還付額を上回っており持ち出しになることがわかり請求をやめたのだ。 スティブルコインの時代であればいくばくかのプラスとなるのではないかと思っている。(この本当の理由は国際銀行間送金システム(SWIFT)が多大な実務を束ねたシステムで、かかわるコルレス銀行間手数料を積算して清算するために全体として大きな手数料となってしまう。また実務を時系列にこなしてゆくので時間もかかる。)それ以後、企業人として海外に行った時は個人清算をする必要はなかったので、現状とは異なっているかもしれない。いずれにしても銀行を直接経由せずに決済が行われるので、時間も費用も大いに節約されることになるだろう。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.12月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202512.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「お米について考える 食料用米について、飼料用米について」 講師:若狭 良治 様 (一社)日本飼料用米振興協会 事務局長 ・対面セミナー:2025年12月25日(木)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年12月25日(木)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年12月27日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:12月21日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:12月23日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 1969 年3月、日本生協連・北海道支所勤務。 (1991年7月まで、22年間勤務) 1991 年3月~同年6月、日本生協連中央地連事務局次長(組織課長) 環境問題に触れた時期 (4か月間) 1991 年7 月、コープかながわへ移籍 コープ電動車両開発㈱業務部長 (1991年~2006年、16年間勤務) 2006 年3 月15 日、任意団体:DME自動車普及推進委員会 設立 事務局長 就任 2006 年3 月21 日、株式会社北海道自然エネルギー研究センター(NERC) 取締役/東京支所長 2007年7月 任意団体 超多収穫米普及連絡会 発起人、運営委員 (平行就業) 2010年4月1 日、一般社団法人 DME自動車普及推進委員会を組織変更 理事・事務局長 2014年4月 一般社団法人 日本飼料用米振興協会 設立 監事/2015年5月25日退任 2015年5月25日~ 一般社団法人 日本飼料用米振興協会 理事・事務局長(現在) 【講演概要】 令和の米騒動に端を発し、また、自民党政権の事情なども絡み、日本農業の在り方やコメ生産や販売、価格形成などについて大きく揺れ動いている。石破前総理が現農林水産大臣のコメ増産からの調整への発言を批判していることもあり、また高市総理大臣の中国・台湾有事発言などで、水産品輸出に関わる問題などが起き、日本の食料の大きな課題である米作や米の輸出入などどのように動いていくのか、簡単に言い表せない状況が出ている。本講演では、食料米・飼料用米についての基礎知識と現状について解説。原理原則に立ち返りコメ政策のあり方について提言を行い、参加者の皆様のご意見・ご要望を承ることといたしたい。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 3. 今月のコラム ネット会員 深川 裕正 「『スーパー知能AI』誕生を考える」(その2) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● (先月号からの続きです) 一方、AI技術の導入に不向きな分野も見られる。例えば、 ・音声認識にAI技術が活用され、亡くなった人との再会(VR仮想現実)が可能になったという反面、バイデン前米大統領に似せた声を複製、選挙活動に悪用した例も報道された。 ・作曲家久石譲氏は「AIは新しい曲の創造には不向き」と喝破し、「生成AIに過去の楽曲を学ばせ曲を作らしても、それはイミテーションにすぎず、新曲ではない。テクノロジ―で過去を穿り返しても、未来にいかないし、現在を超えることもない」と述べておられる。 ・勤務評定にAIを活用する企業が米国にあり、その経験では、AI判断の根拠やプロセスを正確に把握できないことから、時期尚早とされた。 ・AIが生成したデータを次世代のAI学習に使うにつれ、AIの性能が次第に劣化していく虞があると、IBMは「モデル崩壊」と警告している通り、本質的問題かもしれない。 日本には「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉がある。風が吹くと埃が舞い、目に入って病気になり、盲目者が増え、三味線を使う人が増えるため猫が減り、鼠が増えて桶をかじり、桶屋が儲かるという。いくらデータ群が充実しても、結局AIはこの程度の突飛な成果を導出するに過ぎない?所詮AIは思考することなく、データを組み合わせて回答する機械に過ぎないからだ。急速な技術革新により、近い将来、AIが人に追いつき、遂には追い抜く「スーパー知能」を獲得するかもしれない。「スーパー知能AI」が開発され、ドローンの様な無人機に武器とともに搭載されたとき、戦争の様相は大きく変わるであろう。その暴走を人は食い止めることが出来るであろうか?米国ばかりでなく、中国・ロシアもAIの技術開発を急いでいる。国際的規制の成立を全く見通せない現状で、「スーパー知能AI」が開発されても、人を幸せにすると思えない。「風吹けば桶屋が儲かる」程度の発想で「十分こと足れり」とすることも必要なのではないだろうか? +++++++++++++++++++++++ 【編集後記】 早いものであっという間に年の瀬になり、今年の最後の1日号となりました。「今月のコラム」欄にみなさんから執筆の協力をいただきありがとうございました。また来年も同じように続けていきますので、まだ書いていない方にはメールでお願いいたします。また書きたいという方は積極的に手を挙げていただければ、いつでも喜んで対応いたしますので、是非ご活用ください。 山の紅葉は終わりとなりましたが、都会では綺麗な銀杏や桜、楓などが咲き誇っていますので、皆さんお楽しみください。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またX(旧Twitter)でアカウントをお持ちの方は、Xにログインされて https://twitter.com/EVFtwit2021 で投稿(ポスト)を見れます。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年11月15日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #225−2 2025年11月15日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 目 次 1. 10月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 「電動化に伴う自動車開発の変革と日本の自動車業界の課題」矢島 和男 氏 2. 11月ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹 「CHAdeMOは世界標準としてデファクトスタンダードをとれるか?」姉川 尚史 様 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 10月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 寺本 正彦 「電動化に伴う自動車開発の変革と日本の自動車業界の課題」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 講師 :矢島 和男 氏 ブルースカイテクノロジー(株)代表取締役社長 聴講者数: 46名 【講師略歴】 1990年:東北大学大学院工学研究科 材料化学専攻修士課程修了 同年:日産自動車入社 その後 総合研究所、材料技術部、技術企画部、グローバルマーケティング部、インフィニティ車の車両開発主管(CVE)などを経て 電池設計部部長(日産リーフ向けリチウムイオン電池開発) EV/HEV技術開発本部本部長(二代目リーフ及びe-POWER開発) 2018年:ブルースカイテクノロジー(株)創業 【講演概要】 冒頭エンジニア集団である同社の事業は机上調査にとどまらず中欧米の実車を試乗・分解・解析することでハードウエアの設計・生産仕様とソフトウエアとの関係性を理解、それを各企業の若手中堅向けリスキリング教育に用いるなど現物基軸である旨紹介があった。次に日本車メーカが世界市場では悲観的であることに言及、例えば全車種の世界占有率は最近6年で全需九千万台/30%から26%までコンスタントに減少中だが、中欧米のEV+PHEV販売台数は同期間に二百万台から千百万台に増加し占有率も20~30%に大幅増加、にも関わらず日本は3%。この傾向が続けば、エンジン車主体の日本自動車産業が危ういというリスクが示された。その要因として消費者の認識ズレもあるが報道の偏りが助長しており政府も動力源についてはHEVまで広げたマルチパスウエイ方針を掲げている。電動化技術開発については、エンジン車のレガシーに引きずられる日本車メーカに比べ身軽な後発であるテスラや中国車は「開発・生産・販売・アフターサービス」に加え「顧客体験・リサイクル・LCA」など商品寿命全体を対象とした事業変革を行っており既に大きな差がある。例えばテスラの場合、低価格車60kWh容量を購入した顧客は使用過程で最大容量90kWhに変更可など旧来あり得なかった車両の基本機能までOTA※対応し、顧客体験を通じ進化する開発に変化。さらに車体構造を大型一体成型鋳物(ギガキャスト)とし組立工程の簡素化・省時間化による大幅コストダウンを得てエンジンルーム前提の設計基準は不要としている。中国企業もテスラ仕様に半年で追いつくなどリバースエンジニアリング速度は別次元ともいえる。人員体制も開発だけでも10万人を超え昼夜3交代勤務など俄には信じがたい状況。電池以外でもモータ・インバータ・減速機の一体組立方式(3in1)、居室・荷室空間を生むための角巻線によるモータ線密度向上、SiCを用いたインバータ高電圧・細線化、エアコン/強電部品/電池等の加温・冷却相殺式統合熱マネージメントなどいずれもサプライチェーンを巻き込んでの車両最適化開発を迅速実施。一方【電池発火事故累積百万台超え0(日産EV)=車両骨格を作るトップ技術保持】、従って【数千万台分の世界市場データをOTA統合した講師提唱のAI Defined Vehicle(次世代SDV)を各企業相互補完で協調し早期市場投入】すれば、【車の楽しさ+自動運転(事故0化)+国産再エネ低価格化促進+電動部品再利用によるレアアース輸入リスク回避+蓄電電力供給による災害靭性強化】など価値あるプラットフォームに発展。これが次世代に繋ぐ厳しくはあるが希望ある道筋と感じた。その誕生を講師がリードしたe-POWERは日本市場で高評価を得る車両最適化技術でありその先進思想を責任者から直接伺えたことは誠に幸運であった。 (文責:寺本 正彦) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.11月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202511.pdf ← 添付のチラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「CHAdeMOは世界標準としてデファクトスタンダードをとれるか?」 講師:姉川 尚史 様 CHAdeMO協議会会長、e-Mobility Power 会長 ・対面セミナー:2025年11月28日(金)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年11月28日(金)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年11月30日(日)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:11月24日(月)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:11月26日(水)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 1983年 東京電力入社 福島第一原子力発電所に勤務 2002年 技術開発研究所にてEVおよび急速充電器の開発 2010年 急速充電普及のためCHAdeMO 協議会を立ち上げ 2011年 福島第一原子力発電の事故を受け原子力部門に復帰し事故後の対応に従事 2014年 常務取締役原子力立地本部長 2018年 経営技術戦略研究所長としてEVや再生可能エネルギー開発を加速 2019年 CHAdeMO協議会会長、e-Mobility Power 会長 【講演概要】 CHAdeMO協議会の目標は、安全で便利な充電インフラ技術を世界に提供することです。リチウムイオン電池は高性能な反面、扱いを誤ると大変危険なものになることは、その普及と共に知られるようになりました。急速充電という電池に負担を掛ける状況では、特に最新の注意が必要です。CHAdeMO規格は、いずれかの国やメーカーを有利にも不利にすることではなく、中立的な立場の規格として発展を目指しています。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年11月1日
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #225−1 2025年11月1日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今月の目次 1. 環闘言 理事 八谷 道紀 「インバウンドと称される外国人観光客について-その2」 2.11月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹 「CHAdeMOは世界標準としてデファクトスタンダードをとれるか?」 講師:姉川 尚史 様 3. 今月のコラム ネット会員 深川 裕正 「『スーパー知能AI』誕生を考える」(その1) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 環闘言 理事 八谷 道紀 「インバウンドと称される外国人観光客について-その2」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 本年2月号で寄稿した記事の続編です。2020年に新型コロナが大流行したことにより、日本中の観光業や宿泊・飲食業は大打撃を受けて、倒産や閉店に追い込まれたところは相当な数に上ったと思います。しかしそれから5年経過した現在、回復の途上はもう過ぎて、コロナ以前の繁栄を追い越すぐらいの勢いで、国内外からの観光客の数は増えているようです。私の場合、ちょうどコロナが日本に入り始めた2020年2月にEVFのメンバーとなりましたが、しばらくして対面での会議ができなくなり、ZOOMを使ったリモート会議を活用するようになりました。定例会議やセミナーにはリモートでの参加が可能となり、そのおかげで長年住み慣れた横浜を離れ、空気も景色も良い松本市に移住することができました。この街には「松本城」という秀吉の命を受けて石川数正が建てたといわれる、とても容姿の美しい城があり、上高地と合わせて内外の観光客がたくさん来ます。そこで外国人観光客相手に現役時代の駐在経験から身につけた英語を使ったボランタリーガイドの活動をはじめました。しかしコロナが流行している期間にはほとんど人は来ず、ひたすら城に関する歴史を知識として吸収することに努め、ようやく2023年から観光客の数が徐々に増えてきました。南米とアフリカ大陸を除く世界の各地から観光客が来ますが、皆口々に日本の素晴らしさを語ってくれます。このガイドを始めてから気が付いたのは、欧州、豪州、北米からの人達は日本のアニメ、漫画、ゲーム(信長の野望)などに刺激され、あるいは「SHOGUN」という真田真之主演の歴史TVドラマを見て、日本の歴史と城に興味を持ち、見学して回る人が多いということです。今年はたまたま大阪万博が半年間開催されていたこともあって、海外からの人が多いのかもしれませんが、来年以降もこの人の流れが減らないように祈るばかりです。京都や鎌倉のように、住民の生活が不便になるようなことになる前に、交通や各種サービスなどのインフラを整えておく必要があると思います。そのためには宿泊税や観光地への入場料金などもやむを得ないかなと考える次第です。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.11月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) 添付のチラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「CHAdeMOは世界標準としてデファクトスタンダードをとれるか?」 講師:姉川 尚史 様 CHAdeMO協議会会長、e-Mobility Power 会長 ・対面セミナー:2025年11月28日(金)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年11月28日(金)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年11月30日(日)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:11月24日(月)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:11月26日(水)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 1983年 東京電力入社 福島第一原子力発電所に勤務 2002年 技術開発研究所にてEVおよび急速充電器の開発 2010年 急速充電普及のためCHAdeMO 協議会を立ち上げ 2011年 福島第一原子力発電の事故を受け原子力部門に復帰し事故後の対応に従事 2014年 常務取締役原子力立地本部長 2018年 経営技術戦略研究所長としてEVや再生可能エネルギー開発を加速 2019年 CHAdeMO協議会会長、e-Mobility Power 会長 【講演概要】 CHAdeMO協議会の目標は、安全で便利な充電インフラ技術を世界に提供することです。リチウムイオン電池は高性能な反面、扱いを誤ると大変危険なものになることは、その普及と共に知られるようになりました。急速充電という電池に負担を掛ける状況では、特に最新の注意が必要です。CHAdeMO規格は、いずれかの国やメーカーを有利にも不利にすることではなく、中立的な立場の規格として発展を目指しています。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 3. 今月のコラム ネット会員 深川 裕正 「『スーパー知能AI』誕生を考える」(その1) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 9月に入っても一向に暑さが退かず、連日「熱中症警戒警報」を聞かされ、「これぞ地球温暖化の影響では?」と思わずにはおられなかったが、トランプ米大統領は「まやかしだ」と豪語し、パリ協定からの離脱を叫んでいる。「不可逆現象」だからこそ早く手を打たねばならないと思うのだが?それどころか工事が8割も進み、完成間近であった大型風力発電工事を同大統領は止めてしまった。その影響を受けたのか、三菱商事が中部電力と組み、落札した浮体式洋上風力発電を、着工寸前になって、採算が取れないとして多額の違約金を払って撤退したというニュースに我が耳を疑った。食料とエネルギーの確保は安全保障同様、国家の根幹に関わる重要事項であり、しっかり練られた構想の具体化の筈なのだが、「令和の米騒動」を思うにつけ、日本の将来は本当に大丈夫なのだろうか。 折しも米エヌビデアは人工知能(AI)半導体で得た巨額の資金を米オープンAI社に最大1,000億ドルを投資し、10GWの電源を要するデータセンターを構築、「スーパー知能AI」を開発すると発表した。地球環境の更なる悪化を思うと、手放しで喜んでいられない。AI技術はここ数年、確かに飛躍的進歩を遂げてきた。例えば、 ・画像認識・診断の分野では、癌らしき点が小さくても素早く、正確にAIが見つけられるとして、早期発見が難しいとされる膵臓癌への適用に日本が成功した。 ・文章作成に当り、誤字脱字等の校正やチェックに人間より正確で、時間的制約のないAIの方が優れているとしてその適用が考えられているし、議事録作成に生成AIが利用され始めた。法務や経理関係の業務、税務処理業務などにも、いわゆるルーチンワークのAI化が進められる気運にある。最終的判断は、やはり人が前面に出ねばならないであろう。 ・認知症の進む患者にAI内蔵のぬいぐるみを与えたら、その進行が止まったと報告されている。人口減少対策から、AI技術は福祉施設の分野でも活躍の場が広がるであろう。 (来月号に続く) +++++++++++++++++++++++ 【編集後記】 長い夏が終わったかなと思う間もなく、秋を通り越して冬の足音が聞こえてきたようです。10月は高市新総理誕生とトランプ大統領訪日など、政治の話題がニュースのほとんどを占める一方、米国では、ドジャースの大谷、山本、佐々木の活躍も伝えられ、日本人としては誇らしい一面を享受させてもらった感があります。ワールドシリーズはどうなるのでしょうか? 一方日本のプロ野球は阪神、ソフトバンクの対決も忘れてはいけませんね。皆さんはどちらを応援されますか。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またX(旧Twitter)でアカウントをお持ちの方は、Xにログインされて https://twitter.com/EVFtwit2021 で投稿(ポスト)を見れます。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年10月15日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #224−2 2025年10月15日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 目 次 2. 10月ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹 「電動化に伴う自動車開発の変革と日本の自動車業界の課題」矢島 和男 氏 ブルースカイテクノロジー(株)代表取締役社長 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.10月ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202510.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「電動化に伴う自動車開発の変革と日本の自動車業界の課題」 講師: 矢島 和男 氏 ブルースカイテクノロジー(株)代表取締役社長 ・対面セミナー:2025年10月24日(金)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年10月24日(金)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年10月26日(日)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:10月20日(月)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:10月22日(水)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 東北大学大学院工学研究科 材料化学専攻修士課程修了後、1990年に日産自動車株式会社に入社。総合研究所、材料技術部、技術企画部、グローバルマーケティング部、インフィニティ車の車両開発主管(CVE)などを経て、日産リーフの電池設計部の部長としてリチウムイオン電池の開発を担当。その後、EV/HEV技術開発本部の本部長として二代目リーフ及びe-POWERの開発に従事。2018年にブルースカイテクノロジー(株)の創業に参画。の創業に参画。 【講演概要】 電気自動車の普及は踊り場に差し掛かっていて、今後については様々な予測がなされている。いずれにしろ、各国・各社は技術開発のしのぎを削っている。本講演では、最初に電気自動車の普及状況を地域別に確認し、クルマの電動化のキー技術とその最先端の状況について概観する。そしてそれらから見えてくるテスラや振興中国勢のチャレンジを紹介し、日本の自動車業界の課題と解決策について論じる。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またX(旧Twitter)でアカウントをお持ちの方は、Xにログインされて https://twitter.com/EVFtwit2021 で投稿(ポスト)を見れます。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年10月1日
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #224−1 2025年10月1日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今月の目次 1. 環闘言 理事 伊藤 博通 「余白の芸術」 2.10月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹 「駆動用電池の現在と今後の展開について」(仮) 矢島 和男氏 ブルースカイテクノロジー(株)社長 3. 今月のコラム ネット会員 山口克誠 「出でよ テクノ・リバタリアン 日本に」 4.EVFホームページをリニューアル 「新しくEVFカーボンフリープロジェクトのページを追加するなど、デザイン変更を実施」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 環闘言 理事 伊藤 博通 「余白の芸術」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 宝生流の「能楽」に演者として携わっている。「能の魅力は何ですか?」としばしば聞かれるが、何に惹かれているのか客観的に自認できず、曖昧な返答しかできずにいた。そんなとき、歌声生成ソフトの「ボーカロイド」が日本で誕生し世界に広まった背景に、能や 水墨画などの伝統芸術に通底する日本固有の、具体的には、何も描かれていない「余白」に、観賞者の心を写しとる鏡として無限の空間を提供する表現方法があるとの解説を耳にし、なるほどと得心がいった。能は、無表情の面を着し抽象化された所作・詞章で、基本何も置かれていない舞台において物語を紡いでいく。観客は、舞台上に描かれる世界を想像し、自身の心の内に湧いた喜怒哀楽の感情を感じ取る。ボーカロイドで生成された歌声そのものにも喜怒哀楽の感情はない。価値観の多様化により個別化した自身の心の内を写しとる鏡として、民族・文化の差異を超え、ボーカロイドが世界に広まっていったのではないかとの解説だ。日本で培われた芸術・文化に、世界からリスペクトされる力があると、改めて意を強くした。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.10月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) ここにチラシのURLを入れます ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:駆動用電池の現在と今後の展開について(仮) 講師: 矢島 和男 氏 ブルースカイテクノロジー(株)社長 ・対面セミナー:2025年10月24日(金)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年10月24日(金)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年10月26日(日)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:10月20日(月)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:10月22日(水)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】未入稿のため次号にて紹介いたします。 【講演概要】同上 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 3. 今月のコラム ネット会員 山口克誠 「出でよ テクノ・リバタリアン 日本に」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 現在の日本経済は地盤沈下で「失われた30年」と元気がない。国民一人あたりのGDPは年々下がり続けて2025年は38位(2017年は25位)の由である。この原因は、大型の国内投資の怠りの結果であろうから,なんとか突破口を開こうとするには、パンチの効いた発想の転換が必要ではないだろうか。 そこで思いつく適当なのが、テクノ・リバタリアンの出現ではないだろうか。「テクノ・リバタリアン」(テクノ自由原理主義者)とは「世界を数学的に把握し、何もないところから、技術によって仕事を作り上げる取組みをする者」を指すいわれているが、どのような事をなした者を指すのか,といえば、米国のペイパル等を立上げたPeter Thiel(以下敬称略)、テスラ・スペースX等のElon Musk、オープンAIのSamuel Altman 、イーサリアム(ブロックチェーンの汎用プラットフォーム)のVitalik Buterinなどの方々である。巨額の資金を投入して起業し困難を克服しながら事業として成立させて市場を創造し、巨額の売上げを実現し、経済的な面も含め、影響範囲も広い。日本では、勝手で失礼ながら、半導体のファンドリーのラピダスの小池淳義が当たるのではないかと思う。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 4.EVFホームページをリニューアル更新しました https://www.evfjp.org/ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 今回の変更点は以下の通りです。どうぞ新しくなったホームページをご覧ください。 1. 表紙ページ右下のProjectボタンを変更しました。 ・カーボンフリープロジェクトの追加:これまでの活動結果が動画でご覧いただけます。 ・積読・乱読・雑読ページを会員限定にして、パスワードを設定しました:ユーザー名はevf、パスワードはevfbookです。会員専用ですので、転送しないようお願いします。 ・過去のプロジェクト活動をEVF Archivesとして、まとめて保存しました:懐かしい記録がご覧いただけます。 2. プロジェクトごとにページの色を変更して、どのページにいるかがわかりやすくなりました。 +++++++++++++++++++++++ 【編集後記】 9月も末になり、ようやく朝晩の気温が秋を感じさせる陽気になりましたが、昼はまだ夏が続いていると思われます。皆さん体調は如何ですか。大阪で行われている万国博はあと半月ほどで終わるということですが、これも遠くに住んでいると、わざわざ出かける意欲はおこりませんでしたし、展示物などの報道も少なかったように思われます。また先売りの入場券を持っていても予約が取れない、払い戻しもできない、会期の延長もできないなど何か終わりを濁しているように思えてなりません。皆さんはどうお考えですか。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またX(旧Twitter)でアカウントをお持ちの方は、Xにログインされて https://twitter.com/EVFtwit2021 で投稿(ポスト)を見れます。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年9月15日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #223−2 2025年9月15日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 目 次 1. 8月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 伊藤 博通 「第7次エネルギー基本政策を読み解く」橘川 武郎 様 国際大学学長/EVF顧問 2. 9月ハイブリッドセミナーのご案内 (再掲載) 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹 「クボタの挑戦~スマート農業が日本を救う」飯田 聡 様(株)クボタ 特別技術顧問 工学博士 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 8月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 伊藤 博通 「第7次エネルギー基本政策を読み解く」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 講師 : 講師:橘川 武郎 様 国際大学学長/EVF顧問 聴講者数: 48名 【講師略歴】 東京大学大学院経済学研究科博士課程 単位取得退学 経済学博士 青山学院大学経営学部助教授、東京大学社会科学研究所 教授、 一橋大学大学院商学研究科教授、東京大学大学院イノベーション研究科 教授 を経て 2020年より、国際大学大学院 教授 2021年より、国際大学 副学長、東京大学・一橋大学 名誉教授、EVF顧問 (現在) 2023年より、国際大学 学長 (現職) 【講演概要】 ・第7次エネルギー基本計画は、偏った委員構成の中で議論が進められ、電源構成・一次エネルギー構成は、複数のベースシナリオに加え、トランプ政権の誕生を踏まえたリスクシナリオもあり、民間の投資判断に支障をきたす内容となっている。 ・リスクシナリオは、カーボンニュートラルが相当後退した内容となっているが、これが第7次計画の本命と捉えられ具体的な議論が始まっている。 ・定性的には、原発回帰を打ち出した計画と報道されているが、定量的には、再エネ主力電源化、原子力副次電源化が鮮明となっているのが実態。 ・次世代革新炉は開発期間(20年)、1基の投資額(2兆円)、技術の進展で40年代には電力消費量が低減トレンドとなる可能性、も見通すと、40年以降も原子力は使い勝手の悪い電源であり続けるとみている。 ・「GX実現に向けた基本方針」において、次世代革新炉への投資額は総額150兆円のうち1兆円と、ここでも原発をあてにしていないことが読みとれる。 ・一方で、第7次エネ基には、「天然ガスは・・・カーボンニュートラル実現後も重要なエネルギー源である。」と、電力業界・都市ガス業界のこれまでの見通しを覆す「大転換」の記載があり、業界こぞってLNG火力発電の新増設計画を打ち出す天然ガスシフトが起こっている。 ・カーボンニュートラルの旗は降ろしておらず、第7次エネ基の資料集に極端に低い電力排出係数(kg-CO2/kWh)が示されている。現状の排出係数から考えると、ゼロエミ火力(水素・アンモニア・CCUS火力)の大量導入が必要となり、実現には極めて高水準のカーボンプライシングの想定が必要で、2万円/CO2トンもありうると専門家はみている。 ・原子力発電は、カーボンフリー水素製造に活用することで、「水素社会」の道を開く、新しい価値を提供することが可能となる。 ・電力会社は、原発の再稼働が進むと経営が安定するため、天然ガスシフト、再エネの主力電源化、ゼロエミッション火力に経営資源を投入でき、グリーン水素の製造といった新しい価値の提供に目を向ける余裕も出てくる。 ・再エネの主力電源化に向け、主力の太陽光は、課題となっていた発電コストがかなり下がってきている。洋上風力は、三菱商事の撤退等、発電コストの低減は見通せていないが、国防の観点もあってEEZ内での浮体式設置計画が進められている。 (文責:伊藤博通) ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.9月 ハイブリッドセミナーのご案内 (再掲載) (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202509.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「クボタの挑戦~スマート農業が日本を救う」 講師: 飯田 聡 様 (株)クボタ 特別技術顧問 工学博士 ・対面セミナー:2025年9月26日(金)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年9月26日(金)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年9月28日(日)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:9月22日(月)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:9月24日(水)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 1980年 久保田鉄工(現クボタ)入社、 99年 トラクタ技術部第二開発室長、同99年建設機械技術部長、03年建設機械事業部長、 04年 クボタヨーロッパS.A.S(フランス)社長、 09年 執行役員、同09年クボタトラクターコーポレーション(アメリカ)社長、 11年 機械海外本部長、同11年常務執行役員、12年農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長、 14年 研究開発本部長、15年専務執行役員、16年取締役専務執行役員を経て、18年3月より現職。 【講演概要】 日本の農業は、農業者の高齢化による農業経営体の急激な減少など大きな転換期を迎えており、農業の生産力を上げ、魅力的で収益性が高く、食料安全保障を確保するためには持続可能な農業に変革していく必要がある。このためクボタでは、ICTやIoTを活用したスマート農業技術(データ活用による日本型精密農業、自動化・無人化による超省力化技術、カーボンニュートラル対応技術)の開発と普及に取り組んできた。本講演ではその開発状況と将来展望について説明する。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年9月1日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #223−1 2025年9月1日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 1. 環闘言 理事 寺本 正彦 「私の利き目の話」 2.9月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹 「クボタの挑戦~スマート農業が日本を救う」 講師: 飯田 聡 様(株)クボタ 特別技術顧問 工学博士 3. 今月のコラム ネット会員 宮内 輝雄 「地球温暖化とCO2とEV」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 環闘言 理事 寺本 正彦 「私の利き目の話」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 人指し指を鼻先近くに置いて数秒見つめる。どちらかの側面が見えるので意識して中心に据える。そしてバッティングケージに入る。 左打席に入り構えて球筋を見る。打つ。疲れてきて球が上下二重に見えてくる。打席を右に変える。この時、ピッチングマシンの球の出口を目印として見続けながらホームベースを跨ぐ。その時、右目と左目の役割交代を感じる。目は球筋の上下・左右動や体幹の傾きを教えるが、速度は苦手。なぜなら三半規管が機能しない。左右の両半規管はピッチ、ロール、ヨーの三つを感知するものの遠近は両目の視角差によるからだ。体勢を合わせ乍ら迫りくる球の位置と速度を捉えるには利き目だけに頼れない。そして、このような作業を5年も続けると左右どちらの打席でも気持ちよく打てるようになった。 60歳を過ぎてからである。それは自身の動き順を分解したからかもしれない。まず見る、(目1)、次に伝える(神経1)、記憶を想起し(脳1)、経験値など基準(脳2)に照らし、球の位置・時間差を修正し(脳3)、また伝える(神経2)。修正値に合わせバットを振る(筋肉1,2,3,,)。予め酸素(肺、横隔膜)も要る。この動き順を繰り返すことで体の動きは二つの脳神経経路を通じて調整されると言う。一つはその場面に即応し(筋肉1,2,3,,)、他の一つはその場面が長期に繰り返される(負荷を与える)ことで基準を修正(脳2)する。例えば取組後、体が勝手に動いたと関取が答えるが、これは幾度も稽古を繰り返した結果、長期負荷を与え基準(脳2)を修正した、、、に違いない! スポーツにおいてルーティーンと言うが、勝負の瞬間に最高の心身状態に高めるために、それ以前とその後を時を断ち切ることなく、日々、心身の状態を高め緩め高め緩め、ゆるぎない基準を作る。もっと早く気づけば人生変わったかも~~と、じい様は子や孫に伝えたい。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.9月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202509.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「クボタの挑戦~スマート農業が日本を救う」 講師: 飯田 聡 様 (株)クボタ 特別技術顧問 工学博士 ・対面セミナー:2025年9月26日(金)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年9月26日(金)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年9月28日(日)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:9月22日(月)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:9月24日(水)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 1980年 久保田鉄工(現クボタ)入社、 99年 トラクタ技術部第二開発室長、同99年建設機械技術部長、03年建設機械事業部長、 04年 クボタヨーロッパS.A.S(フランス)社長、 09年 執行役員、同09年クボタトラクターコーポレーション(アメリカ)社長、 11年 機械海外本部長、同11年常務執行役員、12年農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長、 14年 研究開発本部長、15年専務執行役員、16年取締役専務執行役員を経て、18年3月より現職。 【講演概要】 日本の農業は、農業者の高齢化による農業経営体の急激な減少など大きな転換期を迎えており、農業の生産力を上げ、魅力的で収益性が高く、食料安全保障を確保するためには持続可能な農業に変革していく必要がある。このためクボタでは、ICTやIoTを活用したスマート農業技術(データ活用による日本型精密農業、自動化・無人化による超省力化技術、カーボンニュートラル対応技術)の開発と普及に取り組んできた。本講演ではその開発状況と将来展望について説明する。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 3. 今月のコラム ネット会員 宮内 輝雄 「地球温暖化とCO2とEV」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 世界的に脱炭素気運が減速しています。直近200年の気温上昇は人類史上温暖化と言えるか、CO2元凶説の真偽と削減目標値を巡る南北対立、コストがかさむ再エネ、等。日本は原発事故を機に再エネにシフトしましたが、CO2を吸収する森林を破壊して太陽光パネルを敷き詰め調整用電源として火力発電を稼働し再エネ賦課金なる税金を課した電気代の高騰に疑問を感じます。日本は先進国としての役割を果たすと言っていますが、世界各国の取組みが進まない中CO2排出寄与率3%の日本が毎年2.7兆円もの税金を投入し続ける事業なのでしょうか、もはや日本はそれほど裕福ではなく産業の空洞化も懸念されます。一方石油の大半を中東からの輸入に頼る日本は、エネルギー安全保障の観点から経済合理性に沿ったエネルギーミックスが求められています。 また、EVの失速も顕著ですが、これは“脱”脱炭素だけでは語れません。EV開発を経験した者として述べさせて頂くと、ガソリン車よりも歴史が古いEVはシンプルな構造で高いポテンシャルを持ち課題はバッテリに尽きます。つまりエネルギー密度・充電時間・コストと言ったLi-ionバッテリの弱点を無理な補助金で埋め合わせようとした国策と、経験に乏しい新興メーカーが参入し、車としての安全性や自然環境に適合する確認を十分に行わないまま市販したトラブルでEVそのものの評判を落としたことにあります。EVが失速しHVが見直されていますが、改めてHVのエンジンとEVのバッテリをエネルギー変換/貯蔵コストとして比較すると、現時点ではエンジンに分があり補助金が無ければ当面HVの時代が続くと思われます。 私生活では震災後導入した太陽光パネルと一昨年購入したサクラで、給油の手間が無く割安な電気代で快適なV2H生活を送っています。地球温暖化はさておきエネルギー自給率向上は日本の喫緊の課題であり、経済性と性能に優れたバッテリを搭載したEVが一刻も早く実用化されることを期待しています。 +++++++++++++++++++++++ 【編集後記】 8月の末になっても、この夏の猛暑はまだ続いていて、いったい秋はいつ来るのかと思いますが、あまりの暑さと水不足で、コメにとってはいいことではないらしい。その反面、果実は糖度が増して美味しくなり、笑いが止まらないのかもしれません。気候変動がもたらす、様々な喜怒哀楽は、消費者にとってはどちらも価格の上昇につながり、何とか以前に戻らないかと願うばかりです。その中で、三菱商事が海上風力発電のプロジェクトをギブアップしたことは再生可能エネルギーの普及が世界に比べて大きく遅れる要因として、残念と言わざるを得ませんが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またX(旧Twitter)でアカウントをお持ちの方は、Xにログインされて https://twitter.com/EVFtwit2021 で投稿(ポスト)を見れます。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年8月15日
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #222−2 2025年8月15日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 目 次 1. 7月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 濱田 英外 「2050年カーボンニュートラルに向け、生まれ変わる川崎臨海部」 2. 6月セミナーで説明のあった「WASABI工場」の見学報告 賛助会員 高橋 直樹 3. 8月ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹 「第7次エネルギー基本政策を読み解く」 講師:橘川 武郎 様 国際大学学長/EVF顧問 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 7月ハイブリッドセミナーの概要報告 理事 濱田 英外 「2050年カーボンニュートラルに向け、生まれ変わる川崎臨海部」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 講師 : 江崎 哲弘様 川崎市臨海国際戦略本部 成長戦略推進部 カーボンニュートラル政策担当 課長 聴講者数: 41名 講師紹介 2001年4月川崎市役所入庁 2020年4月港湾局港湾振興部誘致振興課 担当係長 / 2022年4月 同 課長補佐 2023年4月臨海部国際戦略本部成長戦略推進部 担当課長 講演概要 1.川崎市及び川崎臨海部の概況とポテンシャル 川崎市は人口が指定都市中第6位。工業都市の歴史としては、1900~1950年代に川崎、横浜にまたがる臨海部の埋立から京浜臨海部が形成され、第2次世界大戦後の1950~1970年代に、鉄鋼、非鉄金属を中心とした企業が立地され、発電所建設、石油パイプラインとシーバースの整備により、石油コンビナートが形成された。1960~1970年代には、高度成長期に工場からの排水、排煙により環境問題が深刻化したが、1980年代から環境問題の解決に取組み、環境問題は徐々に改善。 川崎市の工業生産は川崎臨海部が中心で、温室効果ガスの排出量は2021年で2083万t-CO2と日本政令指定都市では第1位。 2.カーボンニュートラル以前の取組 川崎市臨海部では、LNG・天然ガスインフラが集積し、火力発電所があり、化学企業・素材産業が集積して、水素需要が旺盛となり、その供給の水素パイプラインネットワークが形成された。そして、国内最大級のプラスチックリサイクル拠点となった。 3. 川崎カーボンニュートラルコンビナート構想 2015年に「川崎水素戦略」を策定し、①水素の供給システム(民間企業により)の構築、②多分野にわたる水素利用の拡大、③社会認知度向上の3つの基本戦略により推進、 2018年に官民協議会として、「臨海部ビジョン」を策定し、低炭素型インダストリーエリア構築、水素エネルギー利用推進、資産活用・投資促進など13のリーディングプロジェクトを推進。 構想実現に向けた具体的取組 (1) 水素戦略 『パイプラインを活用した水素のサプライチェーン(「水素需要ポテンシャル約2,300t/d、パイプライン距離約67㎞、総建設コスト約1500億円」)』の事業性調査を行い、官民6者(NEDO2事業者、空港関連企業2社、大田区、川崎市)による『羽田空港及び周辺地域における水素利用(すべて水素におきかえると約4~6.6万トン)』の調査に基づき、事業を実現していく。 併せて、製鉄所(JFEスチール)の高炉休止に伴う土地利用との連動も図る。 (2) 炭素循環戦略 ① 廃プラ等は国のサーキュラーエコノミーに係る取組等を活用しながら、製品のライフサイクル全体での課題を整理し、炭素資源の集約と市場の構築に繋がる政策的なアプローチを探る。 2022年4月に「かわさきプラスチック循環プロジェクト」を6者で立ち上げ。市民の行動を促す「回収拠点の環」とペットボトルの「マテリアルの環」、「ケミカルの環」のリサイクル技術 の3つの環(わ)で取組を推進。 当初6者だった参画事業者は21者に拡大(令和6年12月時点) 市民、事業者、行政が協力して、PET以外にも様々なプラスチックの資源循環や回収拠点などの取組 を実践。 令和6年10月、炭素循環部会特別セミナー「Circular Economy Kawasaki」を開催、「Kawasaki Circular Design Park」(略称︓KCDP)の立ち上げを発表 回収、選別、成形、製造メーカー等による業種横断の廃プラスチック循環実証を開始。 ② 令和2024年9月26日付け太平洋セメント社・東洋埠頭社より川崎臨海コンビ ナート地区におけるCCS 事業検討の連携開始が発表、CCS 事業における液化二酸化炭素の港湾出荷について、東洋埠頭川崎支店の活用検討 を共同で進めている。 ③ 廃プラ等とCO2の双方の取組は、市場の構築(最終商品において、環境価値として許容し得るコスト増等)において、長期的には連携していくものとして、今後の取組を深めていく。 (3) エネルギー地域最適化戦略 今後、CN社会に適応したエネルギー地域最適化を進めるには、エリア全体で省エネによるエネルギー消費量の一層の削減(ⅰ)と、使用するエネルギーを再生可能エネルギーや水素等に転換す る(ⅱ)という2軸の取組が必要。 エネルギー地域最適化では、主に個別調整とワーキンググループ(WG)での検討を進めている。直近では、(ⅱ)の取組への拡張性を考慮しつつ、(ⅰ)の取組を企業間連携の更なる強化により 面的に進めている。 WGでは、エリアを限定し、企業間連携による省エネの追求。 個別調整においては、将来的な水素利用を見据えた設備導入等の個別の取組(いわゆる“水素ready”を 増やす取組)を進めている。 (4) その他全体的な取組/国際連携 世界経済フォーラムの主催する産業クラスターのトランジションイニシアティブに参画(2022.12参画、2023.1公表)。 (5) 今後の方向性 ① 水素 ② エネルギー地域最適化 ③ 炭素循環 (文責:浜田 英外) Q&Aについてはホームページ掲載のセミナー概要報告に記載されているので、そちらの方をご覧ください。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2. 6月セミナーで説明のあった(株)NEXTAGE横浜C&Mセンター「WASABI工場」の見学報告 賛助会員 高橋 直樹 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 日 時:2025年7月28日 13時から14時半 参加者:和田、藤木、白橋、伊藤、高橋 場 所:横浜市鶴見区 横浜新技術創造館(リーディングベンチャープラザ1号館) 2025年6月、「テクノロジーを活用し、小型植物工場で育てる“wasabi”を世界へ!」と題するセミナーで、人工的環境での植物工場におけるわさびの栽培技術を開発した株式会社NEXTAGE中村拓也社長のご厚意で、同社の栽培研究施設を訪問した。JR鶴見駅から車で10分程度。研究施設のような建物の305号室。20平方メートルくらいの広さ。ここだけ見れば、普通の小規模の会社の事務所。部屋の一辺の壁に大きな窓がある。刑事ドラマに出てくる取調室を外から覗くような感じ。窓から見えるのは、みずみずしく青々と育っているわさび。部屋全体の広さは、隣り合う「事務所」と同じくらいだが、4段の棚があり、直径5センチくらいのカップに入ったわさびの苗が育てられている。LED照明に照らされ、養液の入った水のパイプが張り巡っている。部屋の隅には二酸化炭素のボンベ。 LED照明の輝度や照射時間、養液の濃度や循環速度、エアコンによる室内の温度・湿度などはすべて、起業してから6年の試行錯誤の積み重ねで体得した独自のノウハウにより、コントロールされている。LED照明の影響もあり、葉は青々と輝きをもっており、虫もいないので、齧られることもなく、葉の形もきれいに揃っている。畑のビニールハウスのようなものを想像していたのだが、完全な建物の一室が、「植物工場」となっているのは驚きであった。 葉茎の醤油漬け、ジェノベーゼ風の葉のペーストをいただいたあと、ナマの葉茎も試食させてもらう。茎は軽い歯ごたえがあり、特有の辛みのなかにほのかに甘味も感じる。葉も齧って、やはり特有の辛みがあるが、ほどよい感じ。葉茎は、豊洲市場に出荷し、人気を博しているとのこと。中村社長から、本物のわさび(日本で販売されているチューブタイプの「わさび」は、ホースラデッシュ(西洋わさび)を原料とし、日本のわさびは使われていない。)を日本、世界に届けたいという熱意と、今後の取組みについて、話をうかがった。本物のわさびを伝えるため、ヨーロッパ各国を巡っており、アイルランドにも栽培施設を設けることが決定している。35度近い猛暑のなかであったが、興味深い訪問であった。 (高橋記) ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 8月 ハイブリッドセミナーのご案内 (再掲載) (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202508.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「第7次エネルギー基本政策を読み解く」 講師:橘川 武郎 様 国際大学学長/EVF顧問 ・対面セミナー:2025年8月28日(木)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年8月28日(木)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年8月30日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:8月24日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:8月26日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 東京大学大学院経済学研究科博士課単位取得退学。経済学博士、 青山学院大学経営学部助教授、東京大学社会科学研究所教授、一橋大学大学院商学研究科教授、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て、2020年より国際大学大学院研究科教授 2021年より国際大学副学長、東京大学・一橋大学名誉教授、EVF顧問 2023年より国際大学学長(現職) 【講演概要】 橘川学長にはEVF顧問をお願いしています。第6次エネルギー基本政策策定では総合エネルギー調査会委員を務めておられました。第7次エネルギー基本政策の狙いを解説していただき、エネルギー政策へのEVF活動の期待を述べていただきます。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年8月1日
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #222−1 2025年8月1日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今月の目次 1. 環闘言 理事 藤木 憲夫 「『ネットで話題の水で走る車』の真偽」 2.8月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹 「第7次エネルギー基本政策を読み解く」 講師:橘川 武郎 様 国際大学学長/EVF顧問 3. 今月のコラム 個人賛助会員 福山 忠彦 「万博は未来社会へつなぐ人類の英知の祭典」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 環闘言 理事 藤木 憲夫 「『ネットで話題の水で走る車』の真偽」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 近年、YouTubeなどで「トヨタが水を電気分解して水素を作り、その水素で走る車を開発した」といった情報が話題になっています。これはすごいと思いましたが・・・これはとんでもないフェイクニュースですのでEVと性能比較しました。 【結論】 水をバッテリー電力で電気分解して水素を得て、その水素で燃料電池車(仮称水・燃料電池車)を走らせる場合と、同じ電力をそのまま電気自動車(EV車)として走らせる場合を比較すると、EV車の方が走行距離は約3倍と大幅に長くなります。 【検証】 1)水→電池を使い電気分解→水素発生→燃料電池→モーター(仮称水・燃料電池車) 2)電池→モーター(EV) 水電気分解の効率は約65~70%、燃料電池の発電効率は約50%、駆動系の効率を加味すると水・燃料電池車の総合効率は約30%です。一方、電力をそのまま充電して走るEV車は、充電損失と駆動系を含めても約80%の総合効率となります。つまり、同じ電力量を投入した場合、水燃料電池車はEV車の約3分の1程度の距離しか走れません。 トヨタがレースに参戦している水素内燃機関の効率は40%~45%。燃料電池に劣ります。例えば50kWhのバッテリーを搭載したとすれば、水・燃料電池車は約100~125km程度、EV車は約300~400km走れる。したがって、エネルギー効率と走行距離という観点では、EV車の方がはるかに優れています。 水だけで走る車は作れない。水を電気分解するのに必要な電力が必要です。その電力をそのままEVとして走らせた方が3倍ほど走行距離が延びるわけで水・燃料電池車の実用性は全くありません。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.8月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202508.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「第7次エネルギー基本政策を読み解く」 講師:橘川 武郎 様 国際大学学長/EVF顧問 ・対面セミナー:2025年8月28日(木)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年8月28日(木)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年8月30日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:8月24日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:8月26日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 : https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 東京大学大学院経済学研究科博士課単位取得退学。経済学博士、 青山学院大学経営学部助教授、東京大学社会科学研究所教授、一橋大学大学院商学研究科教授、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て、2020年より国際大学大学院研究科教授 2021年より国際大学副学長、東京大学・一橋大学名誉教授、EVF顧問 2023年より国際大学学長(現職) 【講演概要】 橘川学長にはEVF顧問をお願いしています。第6次エネルギー基本政策策定では総合エネルギー調査会委員を務めておられました。第7次エネルギー基本政策の狙いを解説していただき、エネルギー政策へのEVF活動の期待を述べていただきます。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 3. 今月のコラム 個人賛助会員 福山 忠彦 「万博は未来社会へつなぐ人類の英知の祭典」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 「いのち輝く未来社会のデザイン」として大阪で万博が始まって折り返し点を過ぎました。予定通りに開催されるかを危ぶむ声もありましたが順調に進んでおり、さすがに日本だと賛辞の声も聞かれるようになりました。万博(国際博覧会)の第1回は1851年にイギリスで開催されました。5年おきに開催されます。次回は2030年にリヤド(サウジアラビア)と決まっています。日本の初参加は1867年(慶応3年)のパリ万博です。主催国のナポレオン三世は日本に参加要請をし、15代将軍の徳川慶喜はこれに応じ弟の徳川昭武を名代とした渡仏団を派遣し、団員の最年少が渋沢栄一でした。この万博には42カ国、1,500万人が参加し、日本の浮世絵は大注目を集め、その後のジャポニズム(日本趣味)の起爆剤になりました。1970年は「人類の進歩と調和」の名のもとに高度経済成長を成し遂げ世界第2位の経済大国となった日本が開催国になり、そこでは動く歩道、モノレール、電気自動車、テレビ電話、携帯電話、缶コーヒー、ファミリーレストランなど今では当たり前のものが登場しています。岡本太郎の太陽の塔やアメリカ館のアポロ12号が持ち帰った月の石は大盛況でした。今回は165カ国の参加と2,820万人を目標としています。会場を取り囲む周囲2kmの木造の大屋根リングは世界最大の木造建築物としてギネスに認定されました。IPS細胞を使ったミニ心臓心筋シートも展示されています。万博でプロトタイプとして展示されその後実現された物は数え切れません。これが万博です。混沌とする世界ですが世界中から多くの人がやって来ます。世界の人が仲良く交流する場でもあります。世界平和と未来社会を見せてくれる格好の機会です。10月13日まで開催されます。まだの方は是非、足を運んでください。 +++++++++++++++++++++++ 【編集後記】 参議院選挙が終わり、その結果は皆様ご存じの通りで、石破総理おろしの風が党の内外に吹きまくっております。その選挙戦の中で私の見る限りどうも環境問題が争点になることは全く見られなかったと思います。これはアメリカの大統領の地球環境問題無視とは全く反対に、2050年カーボンニュートラルに向かって真っすぐに進むべきという全政党の暗黙の了解とみるべきと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年7月15日
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #221−2 2025年7月15日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 目 次 6月ハイブリッドセミナーの概要報告 正会員 小栗 武治 「 テクノロジーを流用し、小型植物工場でそだてる”WASABI”を世界へ!」 2. カーボンフリープロジェクト(CFPJ)報告 EVF/CFPJ提案の報告に対する橘川顧問レビュー 3. 7月ハイブリッドセミナーのご案内 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹 「2050年カーボンニュートラルに向け、生まれ変わる川崎臨海部」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 6月ハイブリッドセミナーの概要報告 「 テクノロジーを流用し、小型植物工場でそだてる”WASABI”を世界へ!」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 講師 : 中村拓也様 株式会社NEXTAGE 代表取締役 聴講者数: 42名 講師紹介 1994年 千代田化工建設株式会社入社。 数社のスタートアップの立ち上げや事業推進を経験し、2018年1月に株式会社NEXTAGEを創業。 講演概要 ・従来自然環境の中で育てられていたワサビを、40フィートの断熱コンテナを使用しどこででも生育することができるようになった。 ・ワサビは2005年を起点とすると2022年には生産高で根茎も葉柄も約60%減となっている。原因は異常気象、温暖化、農業従事者の高齢化が背景にあり、ワサビの生産量が年々減少してきている。 ・一方、日本食ブーム、海外での需要増などによりワサビの需要は伸びている。ワサビを守りたい、世界に届けたいとの思いから株式会社NEXTAGEをスタートさせた。 ・ワサビの国内生産減に伴い海外製のワサビが輸入されているが、チューブワサビ原料の90%は輸入されたホースラディッシュで作られている。これにはワサビの葉柄が粉砕されて含まれている。 ・日本固有種のワサビには「実生種」(みしょうしゅ)と「真妻種」(まずましゅ)があり、前者は水っぽくおそばなどに使われ、後者はお寿司などに使用されている。NEXTAGE社では後者を栽培しようとしている。 ・ワサビ栽培モジュールは40ftのコンテナーを使用し、年間1800株(90kg)の真妻わさびを露路栽培期間の半分の約1年で収穫することに成功している。このモジュールでは路地でワサビを育てる環境を室内で再現させている。 ・ワサビの種子は発芽率が低いためワサビの苗は供給不足になっている。NEXTAGEでは大学の研究機関と連携し専用液の開発などを進めており、病気に強いワサビの苗を作り農家にも供給する予定。 ・屋外栽培の場合、気候害や虫害などにより葉柄は食べられないが、コンテナー栽培の場合は屋内栽培なので葉柄は新鮮でおいしい。 ・わさびの葉茎を使ったレシピは数多く開発されており、大阪のヒルトン最上級ブランドホテルではワサビの葉柄を入れたカクテルを提供しており、非常に人気が出ている。 ・日本のわさびマーケット市場は50億円と推計されており、医薬品や健康食品分野が今後のマーケットになりそう。イタリアやフランスではワサビの葉柄や根茎を使いたがっているシェフが多くいる。 (文責:小栗 武治) Q&Aについてはホームページ掲載のセミナー概要報告に記載されているので、そちらの方をご覧ください。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2. カーボンフリープロジェクト(CFPJ)報告 EVF/CFPJ提案の報告に対する橘川顧問レビュー ●●●●●●●●●●●●●●●●●● CFPJでは6月13日に化石燃料の輸入費用を再エネ投資に転換するインセンティブ案と、2050年に向けた再エネ移行のロードマップ案につき、橘川顧問レビューを実施した。橘川顧問からは、以下のようなフィードバックをいただいた。今後、CFPJ内で課題の整理を実施する。 ・中古EVバッテリーの活用やV2Gスマートグリッドの提案はEVFの強みが出ており、大いに進めてほしい。 ・再エネ100%導入や洋上風力の主力化は、最新の状況が反映されたおらず、非現実的・時代遅れの部分があるので、再検討すべき。 ・発電量=エネルギー消費という考えや、データの古さもご指摘いただいた。 ・若者や自治体との連携、今後のセミナー計画などは前向きな議論が進んだ。 ・EVFの産業知見を生かした提案の発信、自治体やメディアへの働きかけ、川崎市での実証実験など、より現実的な展開が期待できる。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 3.7月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202507.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「2050年カーボンニュートラルに向け、生まれ変わる川崎臨海部」 講師:江崎 哲弘様 川崎市臨海国際戦略本部 成長戦略推進部 カーボンニュートラル政策担当 課長 ・対面セミナー:2025年7月24日(木)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年7月24日(木)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年7月26日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:7月20日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:7月22日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 :https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 2001年4月 川崎市役所入庁 2011年4月 総務局行財政改革室担当係長 2014年4月 総務企画局情報管理部ICT推進課担当係長 2018年4月 地方公共団体情報システム機構派遣 2020年4月 港湾局港湾振興部誘致振興課担当係長 2022年4月 港湾局港湾振興部誘致振興課課長補佐 2023年4月 臨海部国際戦略本部成長戦略推進部担当課長 【講演概要】 川崎臨海部は、石油化学コンビナートを中心とした我が国有数のものづくり産業の集積地です。我が国が2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指す中で、川崎臨海部のコンビナートが市民生活や産業活動のカーボンニュートラル化に寄与し、今後とも産業競争力のあるコンビナートであり続けるよう、あるべき将来像とその実現に向けた戦略を「川崎カーボンニュートラルコンビナート構想」において示し、官民で連携して取組を進めています。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀2025年7月1日
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 環境ベテランズファーム EVF会員ニュース #221−1 2025年7月1日号 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今月の目次 1. 環闘言 正会員 桑原 敏行 「幸福度世界47位」——日本は本当に不幸なのか? 2.7月ハイブリッドセミナーのご案内 担当:理事 伊藤 博通、賛助会員 高橋 直樹 「2050年カーボンニュートラルに向け、生まれ変わる川崎臨海部」 講師:江崎 哲弘様 川崎市臨海国際戦略本部 成長戦略推進部 カーボンニュートラル政策担当課長 3. 今月のコラム ネット会員 渡邊 和成 「日本人の『神仏』について」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 1. 環闘言 正会員 桑原 敏行 「幸福度世界47位」——日本は本当に不幸なのか? ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 国連が発表する「世界幸福度ランキング2024」で、日本は全137か国中47位という結果でした。G7の中では最下位、経済的には豊かなはずの日本が、なぜこの順位なのでしょうか。 この調査では、1人あたりGDPや健康寿命、社会的支援の充実度、人生の自由度、他者への寛容さ、政治・行政の腐敗の少なさといった6つの要素が評価されます。日本はGDPや健康寿命では高い評価を得ている一方で、「自由度」や「寛容さ」といった項目では低評価でした。 例えば、社会では空気を読むことが重視され、自分の意見や選択を自由に表現しづらい雰囲気があります。仕事の場でも長時間労働や上下関係のストレスが根強く、ワークライフバランスの実現が難しい現状があります。また、寄付などの社会貢献活動が他国と比べて盛んではなく、孤立感を抱えやすい社会構造も影響しています。 さらに、日本は高齢化社会の進行により将来への不安が広がり、働き盛り世代に過度な負担がかかっています。個人の挑戦や自己表現が尊重されにくい文化も、幸福感を妨げている要因の一つです。とはいえ、こうした結果は日本の社会や価値観を見直す良い機会とも言えます。物質的な豊かさだけでなく、「心の豊かさ」や「生きやすさ」に目を向けることで、より幸福な社会を築いていくためのヒントが見えてくるはずです。今こそ、私たち自身の「幸せとは何か」を考え直してみてはどうでしょうか。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2.7月 ハイブリッドセミナーのご案内 (セミナー担当 理事 伊藤 博通・賛助会員 高橋 直樹) http://www.evfjp.org/seminer/seminerinfo202507.pdf ←チラシをご覧ください ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 演題:「2050年カーボンニュートラルに向け、生まれ変わる川崎臨海部」 講師:江崎 哲弘様 川崎市臨海国際戦略本部 成長戦略推進部 カーボンニュートラル政策担当課長 ・対面セミナー:2025年7月24日(木)14:30~16:00 @新宿NPO協働推進センター501会議室 ・懇親会:2025年7月24日(木)17:00~ 講演終了後には高田馬場駅近くの居酒屋にて懇親会を開催する予定です。(対面参加申込み時に懇親会の出欠も記入ください。会費は当日徴収) ・Webセミナー:2025年7月26日(土)より視聴用URLをお届けします。ご自宅でパソコン・スマホから2週間ご視聴いただけます。なお対面参加者にもこのURLはお届けいたします。 ・セミナー参加費用:個人賛助会員・ネット会員1,000円、一般1,500円(対面参加、Web参加とも同額です。申し込み後に指定口座をご連絡します。振込手数料は参加者様にてご負担お願いいたします。) ・お申込み締切:7月20日(日)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・参加費振込期限:7月22日(火)(対面セミナー、Webセミナー共通) ・セミナーの申込み先 :https://www.evfjp.org/postmail_Hybridsemina/ Hybridセミナーのお申込み方法、ご視聴方法に関する詳しい説明はEVFホームページの「Hybridセミナーのご案内」を参照願います。お申し込みは上記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。 【講師略歴】 2001年4月 川崎市役所入庁 2011年4月 総務局行財政改革室担当係長 2014年4月 総務企画局情報管理部ICT推進課担当係長 2018年4月 地方公共団体情報システム機構派遣 2020年4月 港湾局港湾振興部誘致振興課担当係長 2022年4月 港湾局港湾振興部誘致振興課課長補佐 2023年4月 臨海部国際戦略本部成長戦略推進部担当課長 【講演概要】 川崎臨海部は、石油化学コンビナートを中心とした我が国有数のものづくり産業の集積地です。我が国が2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指す中で、川崎臨海部のコンビナートが市民生活や産業活動のカーボンニュートラル化に寄与し、今後とも産業競争力のあるコンビナートであり続けるよう、あるべき将来像とその実現に向けた戦略を「川崎カーボンニュートラルコンビナート構想」において示し、官民で連携して取組を進めています。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 3. 今月のコラム ネット会員 渡邊 和成 「日本人の『神仏』について」 ●●●●●●●●●●●●●●●●●● 日本人は「無宗教」という話を聞くので 日本人と「神仏」について考えてみた。子供の頃「神様」が見ているので悪いことをしてはいけないと良く言われた。また家には神棚や仏壇があり 毎日手を合わさせられた。外に出ると古びた小さな神社や道端にお地蔵さんが立っていた。当時は、神仏が何かは良く理解できなかったが神仏というものは何処にでもいたような気がする。日本には八百万(やおよろず)の神様がいるといわれている。八百万とは数えきれない数字のことで、とにかく沢山の神々がいると言うことである。言われてみれば 古事記や日本書紀の神話に出てくる神々から自然神と言われる山の神、海の神から縁結びの神、安産の神、商売繁盛の神等々がある。また民俗神と言われる稲荷神、恵比寿神、などもある。そしてもともとは人間だった藤原道真や戦争の戦没者なども神として祀られている。こうしてみると日本には数えきれないほど神がいる。また お祭りや行事では 神職の宮司(ぐうじ)や禰宜(ねぎ)が神に向かって祝詞(のりと)をあげる。我々は神を見ることは無いが神を信じて「お祈り」や「願い事」をしている。 一方日本には世界3大宗教の一つの「仏教」がある。仏教は一部の僧侶や貴族のものであったが、江戸時代に幕府がキリスト教徒の強い結束を警戒し仏教の檀家制度を作り、国民全体が檀家に入ることを強制した。お寺は檀家の葬祭を行い、檀家はお寺に対しお布施を行う関係になり、限定的ではあるが仏教は民衆の生活と関わるようになった。このように日本の「神」は我々の生活に密着し、道徳的な教えの基になっている。「仏教」は「欲望や我」、「生と死」について考える教えとなっている。苦しい時の「神頼み」と言って人間同士では解決できない時に最後に頼るものも神である。我々はその神仏を信じ日常生活を送っている。またそれぞれが 心の中で信じれば良いという考え方があり、他人を巻き込もうとしない。そのような表面に出さないことが「無宗教」と思わせる原因と思う。最後に日本は憲法で「宗教の自由」が保障されおり、多くの宗教が存在するが、宗教による争いが無いことは幸せと言える。 +++++++++++++++++++++++ 【編集後記】毎日のようにアメリカでプレーしている大谷選手の活躍がテレビ、新聞、SNSなどあらゆるメディアで大きく報道されている。日本人としては彼の活躍が日本を代表して輝かしいものでもあり、日本社会の現在停滞している政治、経済などの暗い面を忘れさせてくれるようだ。今もこの記事を書きながら、NHK-BSでの生放送を楽しんでいる。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■ このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。 EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方はEVFのホームページのご意見・お問い合わせボタンからお願いします。 EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。 またTwitterアカウントは https://twitter.com/EVFtwit2021 です。 EVFメール通信編集長 八谷 道紀